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　【フェニックス（米アリゾナ州）＝小川寛太】野球の国・地域別対抗戦、第３回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）２次ラウンド１組の１位で決勝ラウンドに進出した日本代表は１２日（日本時間１３日）、米国で行われる準決勝に向け、最終調整を行う米アリゾナ州に入った。

　選手らは、２次ラウンド最終戦のオランダ戦後、チャーター機で羽田空港を出発。米国入り後は、同州フェニックスの宿舎に移動した。

　日本は１４日に米大リーグのジャイアンツと、１５日にカブスとそれぞれ練習試合を実施。その後、決勝ラウンドの会場となるサンフランシスコに移動する。日本が出場する準決勝は１７日（同１８日）、決勝は１９日（同２０日）に行われる。

　関西テレビ（大阪市）が昨年１１月、報道番組「スーパーニュースアンカー」で内部告発の証言を報じた際、別人の後ろ姿の映像を使った問題で、同社は１３日の番組内で事実関係を認め、初めて放送の形で「不適切な映像表現をおわびします」と陳謝した。

　内部告発者に一切の撮影を拒まれたため、インタビューを録音しながら取材スタッフを撮影した、などと経緯を説明。「捏造ややらせには当たらないと考えている」と釈明しながらも不適切な表現手法と認め、「再発防止に努める」とした。

　同社は、取材した記者を口頭で厳重注意したという。

　フィリピン国軍は１３日、南部タウィタウィ州の島で武装集団３５人を拘束したと発表した。拘束された集団には、マレーシアのボルネオ島サバ州に２月に上陸した武装集団を支援する目的があったとみて調べている。

　国軍によると、１３日朝、タウィタウィ州アンドゥリガン島の海岸で、銃器や弾薬を２隻のボートに積み込んでいる武装集団を見つけた。

　３月に入って、マレーシア当局が掃討作戦を実施し、サバ州に上陸した武装集団側に６０人近くの死者が出た。フィリピン国軍は、海軍の艦船約１０隻を国境付近に展開し、警戒を強めていた。（共同）